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鳥取県災害ボランティア隊活動状況(7月19日)

活動状況

 活動初日(19日)は、朝倉市、日田市ともに2班に分かれ、それぞれ被災された家屋の泥だし作業等の活動を行いました。日中の最高気温が30度を超える真夏日の中で、体力を消耗する活動となりましたが、隊員の皆さんは元気に活動されました。活動先の家のご主人からは、「遠路、鳥取からボランティアに来ていただいてありがたい。」と感謝の言葉をいただきました。

 現地では、ボランティアによる支援活動と並行して、自衛隊による行方不明者の捜索活動も行われています。ボランティア活動は、当面の間家屋の泥だしや家財の搬出が中心となりそうです。

■■ 福岡県朝倉班の活動報告 ■■

 

 福岡県朝倉市の3地域では大雨注意報が発令されていましたが、7時20分に解除され、予定通り活動することができました。朝倉市杷木地区ではかなりの土砂撤去が必要で活動は始まったばかりです。

◆活動内容

活動先は2軒。町内会役員に活動先宅まで案内いただき、活動開始。床上50㎝超の各部屋の泥だし作業を行いました。気温が高く湿度も高い中での泥出し作業のため15分毎で休憩し、ハードな活動となりました。支援先のご家族から7日の雨の様子、避難の状況、生活再建の話しを伺い、鳥取県中部地震や広島市の土砂災害などについても話題にあがるなど交流を深めました。

◆杷木老人福祉センター周辺の状況

ボランティアが入りだしたのは2日前の717日からです。周辺の町内は軒並み床上まで土砂で埋まっており、順次到着したボランティア団体ごとで各家の泥出しを行いました。杷木老人福祉センターでのマッチング等は朝倉市社協職員2人が対応しておられます。

 

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■■ 大分県日田班の活動報告 ■■

大分県日田市での活動場所は家屋、工場を含む6軒程度の一帯が土砂で埋め尽くされていたところです。川上からたくさんの漂着物があり、土砂は水分を含み重く、木片は絡み合い撤去に時間がかかりました。家主さんからボランティアに災害時の状況を説明していただき、当時の様子に胸を痛めました。ボランティアにして欲しいことを説明していただき、自身も一緒に活動してくださいました。

 

 

 

 

◆活動内容

○建具の泥洗い

泥で汚れた滑車が着いた引き戸やふすま、障子を水洗いしました。また、滑車に泥が挟まり、回らなくなっていたのを丁寧に掃除し、きれいにしました。

○漂着物の撤去

    敷地内に重量物(玄関の門扉)が流れ着いて動かせないため運び出しに向けて活動しました。スコップや草刈り鎌を使いながら、積み重なった泥や絡みついた草木の撤去を行い、収集場所近くまで運搬することができました。

○車庫の泥だし及び濡れたたみ移動

高齢者2人暮らしのお宅の車庫では、泥の深さが50センチくらいたまっており、車が止められるように泥だしを行いました。2時間程度活動し、3分の2程度撤去することができました。

また、店舗の室内は片付けが進んでおらず、大変な状況でした。水を吸った畳が14枚程度あり、男手4人で運んで道側まで移動させました。今後も引き続き作業が必要です。

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